セバスチャン・ベッテル、フェルナンド・アロンソにジョークで先制攻撃

2010年09月26日(日)
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シンガポールGP予選後の記者会見で、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)のジョークに、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)だけには笑顔を見せなかった。

ベッテルはアロンソのすぐ後ろ、2番手で予選を終えたが、まだシンガポールGPに優勝できるチャンスは大きいと語っていた。

「もっと前のグリッドなら助かるけど、レースでも順位は変わるからね。それに、2年前にフェルナンドは15番グリッドからレースに優勝したんじゃないかな」

そう語るとベッテルは笑顔を見せた。ここで会見場にいたメディアは、当時ルノーでアロンソのチームメートだったネルソン・ピケJr.が故意にクラッシュし、セーフティカーを導入させてアロンソを優勝に導いた事件、クラッシュゲートのことにベッテルが言及していると気付き、笑いが起きていた。

「アロンソの顔は、フェラーリのレーシングスーツと同じ色(真っ赤)だった」と『The Independent(インディペンデント)』のデビッド・トレメインはアロンソの様子について書いている。

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