フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、まだF1の新チャンピオンであるセバスチャン・ベッテル(レッドブル)にお祝いの言葉を送っていないと報じられていたが、フェラーリの母国イタリアのメディアがこれを否定した。
ベッテルの母国ドイツのメディアは、故郷であるヘッペンハイムへ凱旋(がいせん)した際にベッテルが、「彼(アロンソ)からはまだ祝福されていない」と語っていたことを報じた。
アロンソが冷たい態度を取っている理由について質問されたベッテルは、「ヘッペンハイム出身の誰かさんが、彼からタイトルを奪ったからだよ」と答えていたとのことだった。
しかし、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』のメディアは、アロンソが「実際にはメディアで、繰り返し彼(ベッテル)を祝福している」と報じた。
イタリアのテレビ局『Rai(ライ)』とのインタビューでアロンソは、ベッテルについて次のように語っていた。
「最速だったのは彼だよ。ポールを10回取っているしね。メカニカル面の問題で失ったポイントもあるけど、それでも最終的には彼が勝った」
「おめでとう。でも、来年は彼にとってもっと厳しくなることを願っているよ」