2010年にインディカーへ初挑戦した佐藤琢磨が23日(祝)、パーソナルスポンサーであるアチーブメント株式会社の講演会に出演、冒険家の三浦雄一郎氏や、同社の代表取締役社長、青木仁志氏らと夢などについて語った。
まずは琢磨が単独で講演し、キャリアを振り返りながら、自身の人生の哲学でもある「ノーアタック・ノーチャンス」について語った。琢磨は、チャンスを待つのではなく、自らチャンスをつかみに行く必要性を、自身の経験を交えながら説明した。
その後、青木氏が講演。「求める心が強いことで必ず協力者がでてくる」と語り、「自分がコントロールできるものにフォーカス(集中)すること」が重要だと説明していた。
そして、75才でエベレスト登頂を果たした三浦氏が講演を行った。琢磨や青木氏と同様に、夢に向かってあきらめず、自分から行動することの重要性を説いていた。
3人がそれぞれ単独での講演を終えると、3人そろってのトークショーが行われた。それぞれ、全く違う分野で世界的に活躍する3人だが、「失敗は次につなげるための、最大のチャンス」ということで意見が一致しており、自ら動くことで何かを達成するチャンスができると話していた。