19日(日)、ツインリンクもてぎでインディジャパン決勝が行われ、レース後に佐藤琢磨(KVレーシング)、武藤英紀(ニューマン・ハース・レーシング)、ロジャー安川(コンクエスト・レーシング)が共同記者会見に臨んだ。
まず、今日のレースについて聞かれた琢磨は、「スタートは慎重にいったために、順位を落としました。イエローが出るたびに、落ち着いて対処することができました。また、クラッシュしたマシンの破片などをふまず、トラブルが出なかったので良かったです。ピットストップで順位を落としたりしましたが、コース上で追い抜きができた。もっと前、もっと前という気持ちが強くなってきました。トップ10圏内でフィニッシュしたかったのですが、リザルトは残念な結果です。ですが、昨日の朝にクラッシュして、時間がない中、チームは素晴らしい仕事をしてくれて、クルマを作り上げてくれました。ほんとうにチームには感謝しています。スタンドからの応援も見えました。ファンの前でおもいっきりレースができたので、とてもうれしかったです」と語った。
武藤は「スタートはコンサバティブにいきました。レース中盤から突然、クルマのバランスがどんどん良くなっていきました。作戦を変えてみんながピットに入る中ステイアウトしてトップ2までアップしましたが、イエローが出るタイミングが僕たちにみかたしてもらえませんでした。たくさんのファンの人がスタンドにいるのが見えて、ファンの応援になんとか応えたいと思って、最後まで攻めのレースができました。結果には満足していませんが、攻めの気持ちでレースを終えたので良かったと思います」と気持ちを語った。
ロジャーは次のように振り返った。「非常に長いレースになってしまいました。序盤でマシンがうまく動いてもらえなかった。とにかく、完走を目指そうと決めていたので、完走できて良かったですが、昨年に比べて自分の走りを見せられずに終わってしまいました。非常に悔しいレースとなってしまいました。1年に1回しかないチャンスで、1周1周大事に走って自分なりに楽しいレースになりました。とにかくチェッカーフラッグをくぐり抜けることができたことはチームも喜んでくれたので、良かったと思います」
初めてのインディジャパンとなった琢磨にレース終了後どう感じたか、武藤は来年どうするのか、そしてロジャーは最終戦も出走するのかなど、さまざまな質問が飛び交った。
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