1. セバスチャン・ベッテル(レッドブル):1分35秒585
2. マーク・ウェバー(レッドブル):1分35秒659
3. フェルナンド・アロンソ(フェラーリ):1m分35秒766
Q:セバスチャン、素晴らしいポールでした。最後は1周しか走れませんでしたが、100分の71秒の差をつけてまたしてもポールを獲りましたね。特別な気分ではありませんか?
セバスチャン・ベッテル(以下ベッテル):うん、そうだね。今回も接戦だった。Q3の終盤では1周アタックだった。クルマには満足していたけれど、第1セクターで落としてしまったからそれをタイムにつなげられなかったんだ。でも、2回目に走ったときは周回の最初からいい走りができた。第1セクターは直線の部分が多いから、ブレーキングポイントをいい位置にすることくらいしか自分にできることはない。ここの第2、第3セクターは流れるようなコーナーがあってとても楽しいけれども、ミスをしやすいんだ。最後に走ったときは少し余裕を持たせすぎてしまって、第2セクターでタイムを落としてしまった。クルマの中にいても自分がどの位の速さで走っているかわかるから、これでは足りないと思って最終セクターでスピードを上げた。運よく、今回も僅差だったけれど、ポールを獲れた。これは僕たちみんなが、がんばってきた結果だと思うし、特に昨日はスムーズに走れなかったからね。いろいろ試したけれどうまくいかず、その上誰もが初めて訪れた新しいサーキットでのフリー走行中にパンクに見舞われたんだ。ほとんど走れなかったよ。今朝は少しクルマをいたわって少ない周回しか走らなかったから、予選の数周でできることをすべてやらなければならなかった。でも、だんだんリズムに乗れてきて路面が良くなるのにつれて、ラップタイムも良くなっていった。
Q:それぞれ異なる個所ですがこのサーキットであなたのクルマよりも速いチームがあります。フェラーリとマクラーレンですね。今日のこの違いを生んだ理由をどのように考えていますか?
ベッテル:うーん、何が違うかって言えば、さっきも言ったように、昨日ほとんど走れなかったことと今日の午前はリズムに乗るだけで精一杯だったことだと思うよ。
ここはターン9、10、11のようにどのように走るかが難しいところもあって、傾斜のある左回りのサーキットだと思ったらターン12で平坦な右回りになる。理解すべきことはたくさんあって、縁石の高さや、少し行き過ぎてコースオフすると次のコーナーに影響するから簡単ではないけれど、いつものようにコーナーになれば僕たちのクルマは速いとわかっている。直線では全力を尽くす。Fダクトも良くなって性能が上がっているから助けになるけれど、僕たちができることはほとんどないからコーナーでは必死に戦っているよ。
Q:マーク、あなたは少し作戦を変えてきましたね。最後に2周しました。それで失ったもの、得たものを教えてください。
マーク・ウェバー(以下ウェバー):最初のラップタイムに満足がいかなかった。2回走るほうが良かったし、安定していると思って実際それなりにうまくいった。セブ(ベッテル)とは本当に接戦で、僕は2番グリッドだから他のグリッドよりずっといい位置だけれど、やっぱりポールが獲りたかったね。でも結局はいい決勝スタート位置なんだよ。予選は予定通りに運んだと言えるね。それなりに接戦だったけれど、非常に接戦だったとは言えない。
Q:汚れた側のグリッドからのスタートですね。出来立てのサーキットで、ここ数日に路面をきれいにしてきたため汚れた側は路面状態が良くないと思います。スタートでフェルナンドに交わされる可能性については、どの程度考えていますか?
ウェバー:フェルナンドはいいスタートを決めるだろうけれど、ワールドチャンピオン争いで有利になったり不利になったりするほどではないだろう。自分たちにできることをやって全力を尽くすだけだ。僕はいい位置にいるよ。
Q:フェルナンド、Q3で最初に走ったときはあなたがトップでした。どこでそれを失ってしまったのでしょうか?
フェルナンド・アロンソ(以下アロンソ):いい予選だったよ、とてもいい流れだった。Q1では思っていたよりも速さがあったからすぐにハード側タイヤに履き換えた。Q2ではソフト側タイヤを履いてとても、とても速く走れたんだ。Q3では可能性が低いとわかっていた。Q3の重要な局面になればレッドブルが少しプッシュしてきてみんなより速くなるのはいつものことだからね。それほど期待せずQ3に臨んだ。ここでも再び全力を尽くさなければ、レースのような走りをしなければならなかった。今日3番手を取れたのは最高の結果だったと思うから、いつもは予選があまり得意じゃない僕たちにとっていいニュースだった。レッドブルにもかなり近づけたようだから、明日が楽しみだよ。
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