ステファンGP、カンポスのシャシー権利を取得か

2010年02月04日(木)
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2010年からのF1参戦を狙うステファンGPが、参戦の危機もうわさされるカンポスの希望を打ち砕いた。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌や『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙は、カンポスの今シーズンの参戦は実現しない可能性が高まったと報じている。

予算確保に苦労しているとされるカンポスは、シャシーパートナーであるダラーラへの支払いを滞らせたため、ダラーラはステファンGPへ権利を売却した可能性があるようだ。

この報道が事実であれば、もしカンポスがエンジンサプライヤーであるコスワースなどへの支払いをすべて済ませても、2010年に走らせるクルマがない状態になる。

伝えられるとことでは、ステファンGPは実際にダラーラのシャシーを使用することは考えていないようだ。

ステファンGPはすでに、トヨタが2010年に向けて開発していたパッケージを引き継いでおり、こちらの開発のほうが進んでいるため、トヨタのパッケージでの参戦を予定しているとのこと。

ドライバー候補としては、中嶋一貴、ラルフ・シューマッハのほか、ジャック・ビルヌーブの名前も挙がっている。

これにより、ブルーノ・セナのF1デビューが実現しない可能性も出てきた。セナは3日(水)、「近いうちに」カンポスがテストを始められることを「願っている」と語っていた。

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