エクレストン、エントリー問題でUSF1を非難

2010年03月12日(金)
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F1界の最高権威バーニー・エクレストンは11日(木)、ステファンGPの2010年F1参戦が認められなかったことを受け、USF1を非難した。

USF1は2010年からの参戦を認められながらも、バーレーンGPに登場することはできず、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)はUSF1へペナルティーを科すことも示唆している。

その一方でステファンGPは、F1を撤退したトヨタが2010年に向けて開発していたパッケージを獲得し、チーム資材をバーレーンに送りながら参戦が認められることを期待していた。

結局、ステファンGPの参戦が認められることはなく、最大で13チームの参戦が認められているものの、2010年のF1は12チームで戦われることになった。

これについてエクレストンは、「エントリー権を持っている他の者が、何も問題はなく、すべて順調で、参戦すると言い続けていたため」、ステファンGPにとっては「難しい状況だった」とF1の公式ウェブサイトへ語り、こう続けた。

「彼らはエントリー権を持っていたので、“悪いが、君たちのことは信じられない”とは言えなかった」

「私はそう言ったが、大批判を受けた。結局は私の言ったことが現実になっている。残念なことだが、土壇場でステファンGPを参戦させることは無理だった。こういったことは、もう少し賢明にやる必要がある」

USF1のウェブサイトはまだ閲覧できる状況になっているが、ホセ・マリア・ロペスとドライバー契約を結んだことを発表した記事は削除されている。

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