バーニー・エクレストンはF1をチームから盗んだとロン・デニス

2010年12月21日(火)
バーニー・エクレストンはF1をチームから盗んだとロン・デニス thumbnail

F1の“分裂シリーズ”の話題が再燃されている中、バーニー・エクレストンがスポーツの商業的な権利をF1チームから盗んだとロン・デニス(マクラーレン会長)が明かした。

デニスのコメントは、エクレストンの伝記“バーニー”に書かれている。

「バーニーは、効果的にF1をわれわれ(チーム)から盗んだ」とデニスは告白している。

デニスは、1990年代に有利な商業的権利を、チーム主導のフォーミュラ1コンストラクターズ・アソシエーション(FOCA)からエクレストンの会社に譲渡したことについて言及している。

「彼(エクレストン)は以前、この商業的な利益を使って、多くのチームを説得した。さらに、それまであった多くの利益を放棄する契約を受け入れさせた」とデニスの言葉が書かれている。

マクラーレン、ウィリアムズは、この契約に反対し、利益の一部がチームに所有するものだと主張して、エクレストンと争ったこともある。

またマクラーレンとウィリアムズは、適切なアドバイスをしなかった法律事務所も訴えた。しかし、エクレストンは、2チームが単に賢い決断をしなかっただけだと主張した。

「物事が良くなり始めたころに、それらが起こった。私はお金を投資して、うまくいったのだ。そして、たぶん彼らは、自分たちがやっておけばよかったと後悔したんだろう」とエクレストンは反論している。

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧