ステファンGP、USF1を「夢想家」と批判

2010年02月27日（土）

2010年からのF1参戦を目指しているステファンGPが、USF1などに対する批判的なコメントを残している。

ステファンGPは以前、開幕戦が行われるバーレーンへチーム資材を送ったと語っていたが、実際には資材が送られていないのではないかとの憶測が最近に出てきていた。

これを受けてステファンGP側は、チームの公式ウェブサイトに輸出の際に使用した書類を掲載し、この憶測を否定した。

さらにステファンGPは、USF1が資金集めに苦労し、クルマの準備もできていないにもかかわらず、ステファンGPのエントリーが認められていない現状を厳しく批判している。

「もしわれわれがバーレーンで出走するチャンスを得ることができず、（参戦を認められた）チームのいくつかが出走しなかった場合、何が起きているのかわれわれに説明するのに苦労する者が出てくるだろう」

「そして、アメリカの夢想家たちは自分たちの行動について説明しなければならない。彼らは完ぺきな世界や成功へのおとぎ話を夢見ながら、故意にF1を弱めている」

「成功は交渉によってもたらされるものではない。懸命な働きと大きなガッツによってもたらされるものだ」ステファンGPはこのように主張している。

またステファンGPは、トヨタが開発を進めていたパッケージを利用したチームの2010年型車を、来週にメディアへ公開すると明かした。

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