USF1が2011年のF1に参戦する可能性がなくなった。
USF1は2010年からのF1参戦を認められていたが、その参戦計画は失敗。ケン・アンダーソンやピーター・ウィンザーら首脳陣は多くを語らなかったが、来年からの参戦をあきらめてはいないと最近に報じられていた。
しかし、USF1にエンジンを供給する予定だったコスワースが、同チームとの契約を解除したと発表している。
「資産を整理するというチーム(USF1)の決断が、2010年5月19日に債権者へ通知されたことを受けて」コスワースも行動を起こしたという。
コスワースによると、USF1が資産の整理を決断するまで、「この数ヶ月間は」、「2011年シーズンに向けたエントリー」の準備をコスワースも支援してきたようだ。
コスワースが発表した声明には、次のようにも書かれていた。
「コスワースはUSF1の主要な債権者であり、ほかの債権者とともに、残された資産の処分によって負債の処理を目指していく」