トッド、F1チームは3戦を欠場できると認める

FIA（国際自動車連盟）のジャン・トッド会長が、F1チームは2010年にペナルティーを受けずに3戦を欠場できるとの報道を認めた。

4チームある新規チームのうち、数チームが来月にバーレーンで行われる開幕戦には登場できないと言われており、F1最高権威のバーニー・エクレストンは先週に、3戦を欠場するチームが出る可能性を示唆していた。

エクレストンはさらに、カンポスとUSF1が「開幕からの3戦欠場を申し出ている」とも『Auto Hebdo（オート・エブド）』誌へ語っている。

これを認めるようにトッドは、『La Gazzetta dello Sport（ガゼッタ・デロ・スポルト）』紙へこうコメントした。

「前回の世界モータースポーツ評議会で、選手権の3戦を欠場する権利が認められた。これは連続していなくても構わない」

新規チームには補助金の支給が約束されていたが、もしレースを欠場した場合、補助金が支給されない可能性もあると言われている。

また、もし参戦を断念するチームが出た場合、エクレストンはステファンGPの参戦を強力に支援しているが、トッドは次のように明言した。

「もし選手権から脱落するチームがでたとしても、自動的に新チームが参入するわけではない」

「参戦資格の判断は、常にFIAが行う」

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