F1参戦が危機的な状態にあると伝えられるカンポスだが、5日(金)がカンポスにとって運命の日になる可能性がある。
先日には複数のメディアで、2010年からの参戦を狙うステファンGPが、カンポスの2010年型車の権利を取得した可能性があると報じられていた。
カンポスは予算の確保に苦労していると言われており、カンポスのシャシーパートナーであるダラーラが支払いの遅れにしびれを切らし、シャシーの権利をステファンGPへ売却したとされている。
この報道が事実であれば、もしカンポスが資金面の問題を解決したとしても、2010年に走らせるクルマがない状態になってしまう。
これに対しカンポスは、ダラーラとの契約が今でも「存在している」と語ったものの、ダラーラが「限定的なエンジニアリング面やデザイン面でのサービスを他チームへ」提供することはあり得るとしている。
しかし『Diario AS(ディアリオAS)』紙は、5日がカンポスの参戦にとって運命の日になると報じている。
『Diario AS(ディアリオAS)』紙によると、もし5日までにカンポスの負債が解消されない場合、ダラーラのシャシーは「ステファンGPの所有物になる」ようだ。
「カンポスへ行く予定になっていたクルマの買い手が現れた今となっては、ダラーラにこれ以上待つつもりはない」と『Diario AS(ディアリオAS)』紙は加えている。