ペドロ・デ・ラ・ロサ、ピレリの開発ドライバーに就任か

2010年09月13日(月)
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ペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)が、ニック・ハイドフェルドに代わってピレリの開発ドライバーに就任すると報じられている。

ハイドフェルドは今年、メルセデスGPのリザーブドライバーになっていたが、来年からF1のタイヤサプライヤーになるピレリの開発ドライバーに就任するため、最近にメルセデスGPとの契約を解除していた。

これまで、ピレリのテストに2回参加しているハイドフェルドだが、今週に行われるテストを最後に開発ドライバーの任を離れると『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が報じた。

ハイドフェルドはその後、シンガポールGPから古巣ザウバーに復帰することが有力視されている。

ハイドフェルド離脱後のピレリには、ザウバーのシートを失うことになるデ・ラ・ロサが加入するようだ。デ・ラ・ロサはザウバー加入前、マクラーレンで長年テストドライバーを務め、高い評価を得ていたことから、開発ドライバーには適任だと言える。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、7月に行われたイギリスGPのころからデ・ラ・ロサとハイドフェルドの交代に向けた動きがあったようだ。しかし、その前戦ヨーロッパGPでデ・ラ・ロサがいいパフォーマンスを見せていたため、ザウバー側がデ・ラ・ロサに猶予を与えていたという。

「ペーター・ザウバー(チーム代表)は、われわれのドライバーについてコメントしない」とザウバーのスポークスマンは13日(月)に語った。

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