2011年からのF1タイヤサプライヤーに決定しているピレリが、ペドロ・デ・ラ・ロサもF1タイヤの開発プログラムに参加すると認めた。
ピレリは、来季からのF1タイヤ供給に向けてすでにテストを開始しており、当初はメルセデスGPのリザーブドライバーだったニック・ハイドフェルドが走行を担当していた。
しかし、ハイドフェルドはシンガポールGPからザウバーに加わることが決まり、ピレリのテストからは離脱した。そのため、ハイドフェルドのザウバー加入によってシートを失ったデ・ラ・ロサが、ピレリのテストドライバーになると予想されていた。
その後ピレリは、元ルノーのロメ・グロジャンをテストに起用すると発表していたが、次のように語るピレリのフランチェスコ・ゴリCEOのコメントを『Autosport(オートスポーツ)』が報じた。
「これまで、ニック・ハイドフェルドがわれわれのテストを担当してきたが、ペドロ・デ・ラ・ロサとロメ・グロジャンが彼の後任になる」
「彼らはアブダビGPまでテストを行う。その後、全チームが初めてピレリタイヤでのテストを行う」