ペドロ・デ・ラ・ロサ、スポンサー不足が「ハンデになっている」

2010年12月04日(土)
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ペドロ・デ・ラ・ロサが、2011年のF1復帰に向け、スポンサー不足によって不利になっていると語った。

マクラーレンで長年テストドライバーを務め、今年はザウバーからレース復帰を果たしたデ・ラ・ロサだが、シンガポールGPを前にザウバーのシートを失った。その後デ・ラ・ロサは、来季からのタイヤサプライヤーであるピレリのテストドライバーを務めつつ、2011年のレース復帰を目指している。

デ・ラ・ロサは、母国スペインのチームであるヒスパニア・レーシング(HRT)への加入もうわさされているものの、HRTのチームオーナーであるホセ・ラモン・カラバンテは、「お金がなければ、彼の居場所はない」と語っていた。

F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)が発表したエントリーリストでは、まだ9つのシートが空席になっているが、実際の空席はこれよりも少ないのか『Marca(マルカ)』に質問されると、デ・ラ・ロサは次のように答えた。

「間違いなく少ない」

「そういったシートのほとんどが、スポンサーを持ち込むドライバーによって売約済みだよ」

「それが僕にとってのハンデになっているんだ。僕にはスポンサーがいない。でも僕はあきらめないよ」

「僕の信念は強いし、レースをしたいと思っている。最終的にリザーブドライバーやテストドライバーにならなきゃいけなければ、そうするけど、まずは(レースドライバーになるため)あらゆる手を尽くしたい」

しかしデ・ラ・ロサは、アメリカの最高峰レースであるインディカー・シリーズなど、別のカテゴリーへ転向することも選択肢になり得ると認め、次のように加えた。

「まだ(F1以外を)検討しているわけじゃないんだけどね。興味深いのは確かだけれど、今のところは、まだF1に残れると思っているよ」

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