ペドロ・デ・ラ・ロサ、ヒスパニア加入の可能性を認める

2010年10月19日(火)
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ペドロ・デ・ラ・ロサが、2011年にヒスパニア・レーシング(HRT)へ加入する可能性があると認めた。

デ・ラ・ロサは、長年マクラーレンでテストドライバーを務めていたものの、2010年にザウバーへ加入し、レース復帰を果たした。しかし、シンガポールGPを前にザウバーはデ・ラ・ロサを解雇。その後デ・ラ・ロサは、2011年からF1のタイヤサプライヤーになるピレリのテストドライバーを務めている。

HRTはF1参戦前、現在とはチーム体制が異なっており、カンポス・メタを名乗っていたが、シーズン開幕前にはデ・ラ・ロサもカンポス・メタとの交渉を行っていた。そして、スペインのラジオ『Onda Cero(オンダ・セロ)』に対しデ・ラ・ロサは、今も同チームへ加入することに興味があると認めた。

『EFE通信』も、次のようなデ・ラ・ロサのコメントを報じている。

「彼らの計画が面白くて野心的であれば、喜んで加入するよ。今のところは急いでいない」

「カラバンテ(ホセ・ラモン・カラバンテ/HRTチームオーナー)たちとは、連絡を取り合っている」

「いろいろなことを話したよ。スペインにとって、F1チームがあることは重要だし、彼らがこれまでにやってきたことには、大きな価値がある」

「今は、(スペインに)チームがあるけど、それをうまく活用できていない。シーズンが開幕する時、彼らはたった数ヶ月でクルマをコースで走らせて、来年も新しいクルマを用意する」

「でも、この計画にはもっと支援が必要なんだ。企業の支援だけではなく、僕のようなドライバーや、ファンからの支援もね。僕たちは彼らを支えていかないといけない」

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