ピレリの2011年F1タイヤは進化している。ピレリでタイヤ開発ドライバーを務めているロメ・グロジャンが語った。
グロジャンは先週、2009年型のトヨタF1マシンを使ったタイヤテストをバーレーンで実施していた。砂嵐の影響で、テストのプログラムに遅れが生じたため、グロジャンは氷上レースへの参加をキャンセルせざるを得なかったが、バーレーンでは数多くのテストをこなしたようだ。
「かなり幅広いプログラムだったよ。各コンパウンドの反応を理解するため、ショートランとロングランを続けたりもしていた」とグロジャンはテストについて語っている。
バーレーンでのテスト以前にグロジャンがピレリのテストに参加したのは、9月にイタリアのモンツァで行われたテストだった。11月には全F1チームが参加した初のピレリタイヤテストも行われたが、グロジャンは9月のテスト以来の進化を感じられたと『stopandgo.tv』へコメントした。
「(バーレーンでは)タイヤが、モンツァで僕が使ったものから進化していることをすぐに感じたよ」