ペドロ・デ・ラ・ロサが、2011年シーズンはマクラーレンのテスト兼リザーブドライバーに復帰する可能性がある。
当初は、2011年にヒスパニア・レーシングへ加入する可能性もあると報じられたデ・ラ・ロサだが、残っているシートのほとんどが「スポンサーを持ち込むドライバーによって売約済み」になっていると最近になってコメントしていた。
「最終的にリザーブドライバーやテストドライバーにならなきゃいけなければ、そうするけど、まずは(レースドライバーになるため)あらゆる手を尽くしたい」とデ・ラ・ロサは話している。
デ・ラ・ロサの母国スペインの『Diario AS(ディアリオAS)』によると、2008年のF1チャンピオンであるルイス・ハミルトン(マクラーレン)はマクラーレンに対し、2011年に向けてデ・ラ・ロサにオファーを出すべきだと進言したようだ。
「レースをするために全力を尽くしているけど、もしそれが実現しなくても、世界が終わるわけじゃない」
「僕は落ち着いているよ。一緒にレースを走るチームが見つからなかった場合、自分が何をするべきなのか分かっているからね」とデ・ラ・ロサは語った。
現在は、来年からのF1タイヤサプライヤーであるピレリのテストドライバーになっているデ・ラ・ロサ。ピレリとの契約は12月31日までになっているようだ。しかし、来週にトヨタの2009年型車を使ってバーレーンで行われるタイヤテストでは、デ・ラ・ロサと同じくピレリのテストドライバーになっているロメ・グロジャンが走るという。