2010年F1アブダビGP土曜プラクティス、セッションレポート

2010年11月13日(土)
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2010年F1第19戦アブダビGPが11月13日(土)、ヤス・マリーナ・サーキット(1周/5.554km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間19時)から60分間、プラクティス3回目が行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップになった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温30℃、路面温度は42℃。セッションが始まると、まずは新規チーム勢が走行を開始。すぐにほかのチームも走行を始めると、周回を重ねるごとにタイムが更新されていき、めまぐるしく順位が入れ替わっていた。

そんな中、開始約35分でロバート・クビサ(ルノー)が、それまでのトップタイムを約コンマ5秒上回る1分43秒186を記録。次の周にもクビサは自身のタイムを更新したものの、その直後にミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)がトップタイムを更新。シューマッハのタイムは1分42秒518だった。

残り約25分でフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が1分42秒291を記録し、トップに立った。しかしその直後、ベッテルが1分41秒721を記録してトップに。その後もベッテルは1分41秒628を記録して自身のタイムを更新したものの、マーク・ウェバー(レッドブル)が1分41秒621を記録してトップになった。

しかし、残り約20分で再びベッテルがタイムを更新。1分41秒252を記録してトップの座を奪い返している。また、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長がサーキットを訪れており、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナー、メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウン、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)などへ声をかけに行っていた。

残り約10分、ソフト側のタイヤを装着したアロンソが自身のタイムを更新。アロンソのタイムは1分41秒790。トップタイムには届かず、4番手となった。その後、アロンソは1周ゆっくりとした走行をはさみ、再度タイムアタック。1分41秒490を記録して2番手に浮上したものの、ベッテルがハード側のタイヤで記録したタイムには届いていない。

残り約5分、ソフト側のタイヤを装着したベッテルが1分41秒142を記録し、自身のトップタイムを更新。ウェバーもタイムを更新したものの、ウェバーのタイムは1分41秒153。わずかにベッテルには届かず、2番手となった。

その後、セッション終了直前にもベッテルはタイムを更新。1分40秒696を記録した。また、ウェバーもタイムを更新し、1分40秒829を記録。3番手につけたハミルトンのタイムは1分41秒280であり、ベッテルがハミルトンに約コンマ6秒の差をつけてトップになった。

小林可夢偉(ザウバー)は、セッションの終盤までガレージにとどまり、結局は14番手になっている。

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