F1最終戦のアブダビGP後、ピットへ戻る途中にフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、ビタリー・ペトロフ(ルノー)に向けて指を立てていたが、これはアロンソの教養の無さを示している。アロンソから指を突き立てられたペトロフが語った。
アブダビGPでは、チャンピオン争いを繰り広げていたマーク・ウェバー(レッドブル)がレース序盤にピットインしたことに合わせてアロンソもピットイン。しかし、これで大きく順位を落としただけではなく、アロンソは前を走るペトロフを抜けず、結局はペトロフの後ろでレースを終えることになった。
レース終了後、ピットへ戻るアロンソとペトロフが並走すると、アロンソは指を立ててペトロフに怒りを示していた。
「あのしぐさは、彼の教養の無さを示しているよ」
「僕は常に、悲しい時や失望している時でも、それを出さないようにしている。僕は自分のレースを戦ったし、それは彼も同じことだよ。これは仕事なんだし、僕は全力を尽くしたいんだ」とペトロフは『Marca(マルカ)』へ語っている。