F1最終戦アブダビGPの舞台になったヤス・マリーナ・サーキットで、2011年のF1タイヤサプライヤーであるピレリのタイヤを使用した初の合同テストが始まった。
19日(金)のテストには、アブダビGPに優勝し、史上最年少のF1チャンピオンに輝いたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)も参加。ベッテルのほかに、主なところでは、小林可夢偉(ザウバー)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、ロバート・クビサ(ルノー)、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)などが参加している。
「新しいタイヤの特性や、それがサスペンションや空力のデザインに与える影響を学習し始める」
「簡単に言えば、今回のデータが2011年型車を仕上げるために使われるのだよ。サプライズがあるだろう」とレッドブルのデザイナーであるエイドリアン・ニューイは『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』へ書いた。
今回の2日間のテストで、各チームには8セットのタイヤが供給されるようだ。19日に4セット、20日(土)に4セットであり、コンパウンドはミディアムとソフトだという。また、各チームに1人ずつピレリのエンジニアが派遣されている。