2010年F1アブダビGP金曜プラクティス1回目、セッションレポート

2010年11月12日(金)
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2010年F1第19戦アブダビGPが11月12日(金)、ヤス・マリーナ・サーキット(1周/5.554km)で開幕し、現地時間13時(日本時間18時)から90分間、プラクティス1回目が行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップになった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温30℃、路面温度は28度。砂漠に囲まれたヤス・マリーナだが、セッション開始直前に激しい雨が降ったことから、路面がぬれた状態でセッションは始まった。

路面の状態が悪いこともあり、セッション前半はほとんどのクルマがガレージにとどまった。残り40分になった段階で、ようやくニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)とビタリー・ペトロフ(ルノー)がタイムを計測。ヒュルケンベルグは1分51秒207、ペトロフは1分51秒465を記録している。

その後、ヒュルケンベルグとペトロフがタイムを更新しながら走行を続ける中、ほかのドライバーも走行を開始。ペトロフは1分46秒028までタイムを短縮してピットへ。この段階ではペトロフがトップに立っていた。

残り約30分、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が1分45秒807を記録してトップに。しかしその後、マーク・ウェバー(レッドブル)がタイムを更新してトップに立った。ウェバーのタイムは1分45秒177。だがその直後、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が1分44秒274を記録。ベッテルがトップになった。

残り約25分、ウェバーが1分43秒840を記録して再びトップに。路面のグリップはまだ高くないようで、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)がコーナーでバランスを崩し、ガードレールに接触しそうになる場面もあった。

残り約15分、ベッテルが1分43秒477を記録。これでトップに立ったベッテルだが、さらにタイムを更新し、1分43秒177を記録した。この段階での2番手はルイス・ハミルトン(マクラーレン)、3番手ウェバー。ランキング首位にいるアロンソは6番手につけている。

セッション終了直前にもベッテルはタイム更新を続け、最終的には1分42秒760を記録。ただ1人だけ1分42秒台のタイムを記録し、1回目のセッションでトップになった。小林可夢偉(ザウバー)は、8番手でこのセッションを終えている。

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