ドイツでの報道によると、ニコ・ヒュルケンベルグとウィリアムズの契約延長交渉が長引いているのは、ウィリアムズ側が長期契約を望んでいるからだという。
ウィリアムズは、ヒュルケンベルグを残留させるか、2010年のGP2チャンピオンであり、母国ベネズエラから大規模なスポンサーを持ち込めるパストール・マルドナードを起用するのか、決めかねていると報じられていた。
しかし、ウィリアムズのチーム代表フランク・ウィリアムズが先日、ヒュルケンベルグのことを「優秀」だと高く評価したことから、契約延長が遅れている理由が報じられているようなものなのか、疑念が生じている。
『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』によると、ウィリアムズ側が望んでいるのは5年契約だという。また、この契約には、5年を待たずにヒュルケンベルグが他チームへの移籍を希望した場合、1,500万ユーロ(16億8,000万円)の契約解除料が発生するとの条項も含まれているようだ。