レッドブル、ベルガーの意見は「バカバカしい」

2010年10月28日(木)
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レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、同チームのマーク・ウェバーが韓国GPでクラッシュした際、故意にライバルを巻き込もうとしたとの意見に反論した。

ウェバーは韓国GPの決勝中、縁石でスピンしてウォールに激突し、コースを横切ってニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)と衝突していた。

このクラッシュについて、元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーは26日(火)、「ブレーキを踏んで、ウォールでクルマを止めることもできた」とコメント。ウェバーが、チャンピオン争いを繰り広げているドライバーを故意に巻き込もうとしたと非難していた。

「非常に明確だと思うよ」

「明らかなことだ。彼のホイールはロックしていなかっただろう?」とベルガーは加えた。

また、ウェバーが王座を争っているドライバーではなく、ロズベルグとクラッシュしたことについてベルガーは、ウェバーが「心の中では、アロンソ(フェルナンド・アロンソ/フェラーリ)かハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)であることを希望していたんだろう」と話していた。

これに対しホーナーは、『Telegraph(テレグラフ)』で次のように反論している。

「F1でのあらゆる出来事と同じように、事実とはまったく関係のない意見が出てくる」

「はっきりさせておくが、マークはクラッシュ後にほかのドライバーを巻き添えにすることなど意図していなかった。それ以外のことを示唆するのは、バカバカしい」

ウォールに激突したことで、ウェバーのクルマは大破していたが、レースに復帰しようとしてウェバーがクルマを止めなかったのは「自然なことであり、本能的なこと」だとホーナーは語る。

「マークが故意にほかのドライバーを巻き込もうとしたなど、ふざけた意見だ」とホーナーは加えた。

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