メルセデスGP内で体制変更が行われ、現チーム代表ロス・ブラウンの権限が小さくなる可能性がある。イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』が報じた。
ブラウンは先日に行われた韓国GPの際、引退について考え始めていることを認めていた。
メルセデスGPは昨年、ブラウンGPとして参戦し、ドライバーズ、コンストラクターズ両選手権を獲得。しかし、メルセデスがチームを買収し、メルセデスGPとして参戦した今年は苦戦が続いたことから、ブラウンとメルセデスのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグの間での不協和音もうわさされている。
ブラウンは韓国で、F1にとどまる予定であるものの「毎年20戦ものレースすべてに来る必要はないかもしれない」とコメントしていた。
『Autosprint(オートスプリント)』は、来季にブラウンの影響力が及ぶのは、「特定の限られた分野」になる可能性があると報じている。