メルセデスGP、ディフューザーの問題が解決せず

2010年08月29日(日)
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メルセデスGPは、今でも2010年型車の開発に苦闘しているようだ。

すでに2011年へ向けたクルマの開発に集中し始めているメルセデスGPだが、最近投入したブロウン・ディフューザーには悪戦苦闘しているという。

ブロウン・ディフューザーとは、排気ガスをディフューザーに取り込み、ディフューザーの効果を上げるシステム。しかし、最近のレースでメルセデスGPは、高温の排気ガスがディフューザーを溶かし、変形させてしまうという問題を抱えていた。

そのため、今週末のベルギーGPでは改良が加えられており、ドライバーのミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は28日(土)、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へこう語った。

「これまでのレースより、新パーツはうまく機能している」

しかし、チーム代表のロス・ブラウンは、シューマッハほど楽観的なコメントを残していない。

「ディフューザーについては、今でも熱に関連した問題を抱えている。まだ期待していたほど機能していないので、少しフラストレーションがたまる」

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