旧ブラウンGP(現メルセデスGP)のチーム首脳陣が、2009年のF1タイトル獲得後、巨額の利益を分配していたことが明らかになった。
『Bloomberug(ブルームバーグ)』によると、ブラウンGPの首脳陣はタイトル獲得後に、3,100万ドル(約26億円)を分配していたという。その後チームは、約1億7,000万ドル(約145億円)でメルセデスへ売却されている。
2008年シーズン限りでホンダがF1から撤退し、チームは1ポンド(約130円)という象徴的な金額でチーム首脳陣へ売却されていたが、ロンドンの会社登記所に提出された書類によると、2009年のブラウンGPの利益は1億5,200万ドル(約130億円)だったという。
また、ロス・ブラウン(チーム代表)ら首脳陣は、1,000万ドル(約8億5,000万円)以上の報酬を得ており、チームが存続に苦戦していた際に貸し付けていた450万ドル(約3億8,000万円)も返還された。