一部の報道とは異なり、ニック・ハイドフェルド(ザウバー)はピレリの開発ドライバーの任を離れるようだ。
ペドロ・デ・ラ・ロサに代わり、ハイドフェルドが次戦シンガポールGPからザウバーのドライバーになることが発表された。しかし、ザウバー加入後も、ハイドフェルドがピレリの開発ドライバーを続ける可能性もあると報じられていた。
実際、ハイドフェルドは今週、ピレリと3度目のテストを行うものの、17日(金)にピレリでの仕事が終わるようだ。
それを裏付けるかのように、ピレリのことにはふれていないものの、ザウバーはハイドフェルドとの契約が有効になるのは、ヘレスでのテスト後になるとしている。
「すべて論理的に行われている」
「まず何より、ドライバーはレースに出たがっている。誰でも知っていることだ」とハイドフェルドのマネジャーは『DPA通信』へ語った。
また『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、ザウバーを解雇される形になったデ・ラ・ロサが、ハイドフェルドの後任としてピレリの開発ドライバーになる最有力候補だと報じている。