可変リアウイングの安全性を強調するロス・ブラウン

2010年06月27日(日)
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2011年からF1に導入される可変リアウイングは、安全面を考慮しながら設計されている。

F1チームが組織するFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)の技術部門を率いているロス・ブラウン(メルセデスGPチーム代表)が、こう語った。

オーバーテイク増加を目的に、来年のF1には可変リアウイングが導入され、ドライバーがステアリング上のボタンを操作することによって、リアウイングのダウンフォースを一時的に減らせるようになる。

しかし、ヤルノ・トゥルーリ(ロータス)などのドライバーは、リアウイングに手を加えることの危険性を指摘していた。

これに対しブラウンは、可変リアウイングには安全装置も搭載されるとして、次のように危険性を否定している。

「その点については、各チームもいろいろ取り組んでいる」

「システムに問題がおき、調整できなくなれば、ウイングは通常の位置になる。そのため、ダウンフォースが失われることはない」

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