レッドブルに新たな対立の火種

2010年07月11日(日)
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レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは10日(土)、レッドブルが露骨にセバスチャン・ベッテル(レッドブル)を優遇したとの意見に反論した。

イギリスGPの予選でレッドブルは、圧倒的な速さを見せつけてフロントローを独占。しかし午前中に行われていたフリー走行では、2つしかない新フロントウイングのうち、ベッテルのクルマに装着されていたものが壊れた。

しかしレッドブルは、「選手権でのポジションと、フリー走行3回目でのパフォーマンス」を考慮し、ウェバーのクルマから新ウイングを外し、ベッテルのクルマに装着した。

そして迎えた予選。ポールポジションを獲得したのは、新ウイングを装着したベッテルだった。

トルコGPでチームメート同士によるクラッシュが発生した際、レッドブルがベッテルを擁護するような姿勢を見せていたばかりだが、予選後のウェバーは明らかに不満そうな顔をしており、「チームはこの結果に満足している」と皮肉っぽいコメントを残した。

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