ベッテル、不満をぶちまけたウェバーに苦言

2010年07月15日（木）

セバスチャン・ベッテル（レッドブル）は、チームメートであるマーク・ウェバーがイギリスGPで不満をぶちまけるべきではなかったと考えているようだ。

ウェバーの新型ウイングがベッテル車に搭載され、これがチーム首脳陣によるベッテル優遇だと大きな話題になっていたものの、ベッテルは沈黙を守っていた。

ベッテルは、イギリスGPでウェバーが「ほんとうの姿」を見せたと示唆し、「一番重要なのはチーム内の雰囲気だよ。僕たちにはとても強力なクルマがある。僕たちの勢いを止めてしまう唯一のものは、僕たち自身なんだ」とコメントしている。

ここでベッテルは、ウェバーがフロントウイングに関する不満を口外せず、内部で処理するべきだったと言いたかったようだ。

『Bild（ビルト）』紙は、「僕は人に敬意を払うようにって育てられた」とのベッテルのコメントを掲載。さらにベッテルは今回のフロントウイングの件について、次のように加えた。

「こういったことは表に出すべきじゃない。チーム内で対処するべきだよ」

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