F1界のボス、80歳になっても引退の意志なし

2010年10月19日(火)
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今も最高権威としてF1界の頂点に君臨し、忙しく世界中を飛び回っているバーニー・エクレストンが、80回目の誕生日を迎えようとしている。

引退は死に値するとまで言うエクレストンは、常になんらかの仕事をこなしており、F1の公式ウェブサイトと『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンタック)』紙のインタビューの際にも、「問題を解決していた」ため、25分遅刻したことを謝罪しているほどだった。

「もし私が仕事をやめたら、私が問題を解決することはなくなる」

「もし私が問題を解決しなくなれば、それは終わりの始まりだ。だから私は働く。働くのが好きだしな」とエクレストンは語っている。

しかし、そのエクレストンも決して不死ではない。F1界はどうやってエクレストンの後継者を探せばいいのか質問されると、エクレストンは次のように答えた。

「見当もつかない」

「別の中古車ディーラーでも探してみればいいじゃないのか?(*)」

(*)エクレストンはもともと中古車ディーラーなどのビジネスを行っていたが、その後モータースポーツ界に足を踏み入れ、F1チームのオーナーなどを経て、F1全体を運営する立場になっていった。

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