ニコ・ヒュルケンベルグを残留させるのか、ウィリアムズがすぐに決定することはないようだ。
ヒュルケンベルグのチームメートであるルーベンス・バリチェロは、来季もウィリアムズに残留することに合意したとみられるが、ヒュルケンベルグの将来はいまだ不透明なままになっている。
ウィリアムズが、ヒュルケンベルグに替えて2011年はパストール・マルドナードを起用するとのうわさもある。ヒュルケンベルグは2009年のGP2チャンピオンだが、マルドナードは2010年のGP2チャンピオンであり、母国ベネズエラから大きな支援も得ている。
バリチェロは先月、ウィリアムズが「ニコ・ヒュルケンベルグの状況を見極めている最中だ」とコメントしていた。
ヒュルケンベルグが、今もウィリアムズの有力候補なのか質問されると、アダム・パーCEOは「もちろんだ」と答えた。
しかし、ウィリアムズの来季ドライバー発表が遅れている理由について尋ねられると、「それについては話せない」とはぐらかし、発表がいつになるのか分からないと語った。
また、まだ来季のラインアップが決まっていない状態なのか質問され、「そうだと認めざるを得ない」とパーは話している。