フォース・インディアは、今年にテクニカルディレクターのジェームス・キーが離脱した影響を感じているようだ。
現在フォース・インディアは、ウィリアムズとコンストラクターズ選手権6位の座を争っている。この戦いに敗れてコンストラクターズ選手権7位になった場合、500万ドル(約4億2,000万円)の損失になるとの分析もある。
しかし、最近のレースではウィリアムズが調子を上げている。シンガポールGPでもウィリアムズが2台でポイントを獲得した一方、フォース・インディアは1周目に1台を失っていた。
そんな中、フォース・インディアに所属するエイドリアン・スーティルは、キーがザウバーへ移籍した影響が大きかったと認め、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へこう語った。
「何も問題は無いだろうと考えていたんだ」
「引き継いだ人たちのことを、完全に信頼していたからね。彼の後任になったマーク・スミスは、いい働きをしている。でも申し訳ないけど、僕たちは後れを取っている」
「今では、予選でトップ10に入るのが難しくなった」
「いなくなってから初めて、どれほど大切な人だったかってことに気付くんだよ」