韓国GP決勝で小林可夢偉(ザウバー)と接触したエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)が、次戦ブラジルGPでの5グリッド降格と罰金の処分を受けた。
スーティルは、47周目にターン4で可夢偉を抜こうとしたものの、ブレーキングでコントロールを失い、可夢偉と接触。可夢偉はそのままレースを続行できたものの、スーティルはその場でリタイアとなった。
レース後にこのクラッシュを審議したスチュワードは、スーティルが避けられる接触を避けなかったとして、次戦ブラジルGPでの5グリッド降格を言い渡した。
また、スーティルは、レースを通じてブレーキにトラブルが発生していることを認識していたと明かした。これを重大視したスチュワードは、スーティルに1万ドル(約81万円)の罰金を科すことも決めた。