エイドリアン・スーティル「とても特別なイベント」ブラジルGPプレビュー

2010年11月01日(月)
エイドリアン・スーティル「とても特別なイベント」ブラジルGPプレビュー thumbnail

フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが、ブラジルGPを前にした心境を語った。

エイドリアン・スーティル
「ブラジルGPは以前から、僕にとってとても特別なイベントだったんだ。僕の父は南アメリカ出身だから、南アメリカへ行くのは大好きだし、とても特別なコースだからね。ファンもとても情熱的で、クルマの中にいても声援が聞こえるくらいなんだ!」

「とても楽しいコースになっている。アップダウンがあって、ローラーコースターのような感覚になるんだ。特に1コーナーへ入っていくときには、クルマがほとんど横滑りしている状態になる」

「気温が高くなる可能性もあるし、とても蒸し暑くなることもある。それに、2008年がそうだったように、雨が降るときには豪雨になるから、間違いなく厳しくなるよ。でも、最も厳しい要素になるのは、路面のでこぼこだね。レース中にコースを走っていると、でこぼこの1つ1つを感じることができるんだ!」

「ストレートで速く、コースの低い位置にある曲がりくねった部分でも安定しているクルマにする必要があるから、バランスがカギになる。幸いなことに、今年の僕たちのクルマは、こういったタイプのコースでいいパフォーマンスを発揮している。スパ(ベルギーGP)でもそれが証明されていた。いい働きをして、さらにポイントを重ねられると楽観的になっているよ」

「去年は3番グリッドだったけど、今年それを再現するのは不可能なんだ。韓国GPでのペナルティー(*)があるからね。韓国ではいいレースをできなかったし、次戦に向けたペナルティーをもらったことで、さらに残念なレースになった」

「でも、絶対にあきらめないし、この前のレースで見せたように、僕たちのレースペースは強力で、戦略がうまくいくことも多いから、順位を上げることはできるよ。韓国では、トニオ(ビタントニオ・リウッツィ/チームメート)が11番手アップだったからね」

「ペナルティーを乗り越えて、ドライバーズ選手権で9位に復帰するため、モチベーションがとても高くなっている。それにもちろん、チームがコンストラクターズ選手権6位になるため、僕にできることは何でもやるよ」

(*)小林可夢偉(ザウバー)との接触の原因を作ったとして、ブラジルGPでの5グリッド降格が決定している。

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧