ニック・ハイドフェルドのF1残留はエイドリアン・スーティル次第?

2010年10月24日(日)
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今季限りでザウバーのシートを失うことが決まっているニック・ハイドフェルド。来季もF1でシートを獲得できるのか、カギを握るのはエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)だという。

ハイドフェルドは、チームからの信頼を勝ち取れていないビタリー・ペトロフ(ルノー)の後任として、ルノーに加入する可能性があるとも報じられている。

しかし、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)もルノーのドライバー候補だ。個人スポンサーによる支援がないハイドフェルドと異なり、メディオンによる500万ユーロ(約5億6,000万円)のスポンサーシップを持ち込めるスーティルは、ルノーにとって魅力的なドライバー候補になっている。

だが、スーティルはウィリアムズのドライバー候補にもなっており、スーティルがルノーかウィリアムズへ移籍した場合には、フォース・インディアのシートが空席になる。これをハイドフェルドが狙っているようだ。

「そのシートは、スーティルが出て行かない限り空席にはならない」とハイドフェルドは語り、フォース・インディアのシートを狙っていると認めた。

フォース・インディアは今シーズン、複数のレースでリザーブドライバーのポール・ディ・レスタをフリー走行に出走させており、ディ・レスタが来季レースドライバーに昇格する可能性は高いとの意見もある。しかし、ハイドフェルドは次のように話している。

「フォース・インディアが、ビタントニオ・リウッツィ(現ドライバー)とポール・ディ・レスタで2011年を戦うとは考えにくいよ。1人は新人で、もう1人は期待はずれだったからね」

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