フェリペ・マッサ、母国メディアから厳しい非難

2010年09月28日(火)
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予選で最下位になりながらも、シンガポールGPでポイントを獲得することができたフェリペ・マッサ(フェラーリ)。しかし、母国ブラジルのジャーナリストから厳しく非難された。

シンガポールGPの予選で、マッサはギアボックスのトラブルに見舞われ、タイムを計測できなかった。そしてマッサは決勝で着実に順位を上げ、10位でフィニッシュ。レース後にほかのドライバーがペナルティーを受けたこともあり、最終的には8位になった。

だが、ブラジルのジャーナリストであるリビオ・オリキオは、レース中のマッサのパフォーマンスに感心しておらず、『Jornal da Tarde(ジョルナウ・ダ・タルジ)』のコラムで次のように書いた。

「彼は、レースのほとんどをニコ・ヒュルケンベルグのウィリアムズの後ろで過ごしていた。だがマッサは、アロンソ(フェルナンド・アロンソ/フェラーリ、レース優勝者)と同じクルマに乗っていた」

「チームオーダーを使ったとして、フェラーリを非難することはできるかもしれない。だが、2人のドライバーに違うクルマを与えているわけではない」

「アロンソは、あのクルマが速いことを証明した。しかし、タイヤが新しいときでさえ、ライバルをオーバーテイクしようとするマッサの姿を、一度も見ることができなかった」

「2人のフェラーリドライバーの間には、あまりにも大きな能力の差があることが分かった」

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