ザウバーも、イタリアGPでFダクトを搭載しないことを検討している。
Fダクトとは、リアウイングをストールさせ、ストレートでのトップスピードを向上させるシステム。しかし、シミュレーションでは、Fダクトを搭載せずに、従来どおりのリアウイングとエンジンカバーを使用した方が、効率が上がるとの結果が出ているため、マクラーレンはイタリアGPでFダクトを搭載しない可能性が高いとみられる。
また、前戦ベルギーGPでFダクトを搭載したばかりのルノーも、イタリアGPでFダクトを搭載しない可能性が高いとドライバーのロバート・クビサが明かしていた。一方、フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、フェラーリがイタリアGPでFダクトを搭載することを示唆している。
そんな中、ザウバーもFダクトなしでイタリアGPを戦うことを検討していることが判明。テクニカルディレクターのジェームス・キーが、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へ次のように語った。
「Fダクトを外すという選択肢もある」
「最終的な判断を下すのは、実際にコースへ行ってからだ」