自動車メーカーであるルノーが、ルノーチームの株式の買い戻しを検討していると報じられた。ルノーは昨年末にルノーチームの株式を手放したばかりだ。
自動車販売の低迷や世界的な経済危機、そしてF1でのスキャンダルが影響し、ルノーはチーム株式の85%をジェニイ・キャピタルに売却したとみられている。
チーム体制が変わったルノーだが、2010年は予想を上回る活躍を見せており、先週末のベルギーGPでは、所属するロバート・クビサが今シーズン3度目の表彰台獲得を果たした。
『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』によると、自動車会社ルノーの財務状況は劇的に回復しており、真剣にF1へ復帰することを検討するほどの回復だという。
また、ベルギーGPが行われていたスパ・フランコルシャンでは、ルノーのチーム代表エリック・ブーリエが、2011年にキミ・ライコネンがルノーからF1復帰する可能性があると示唆していた。