フェラーリ、母国イタリアで復活の希望を捨てず

前戦ベルギーGPでは苦戦を強いられたフェラーリだが、今週末のイタリアGPでは逆襲に成功する可能性もある。チーム代表のステファノ・ドメニカリが語った。

タイトル争いでやや後れを取っているフェラーリは、ベルギーGPでの巻き返しを狙い、クルマに改良を加えていた。しかし、これによって競争力が高くなることはなく、結果を見れば、むしろ後退したとも言える状況だった。

ドメニカリは先日、イタリアGPでも好成績を残せなかった場合、2011年へ向けた開発に集中することになると語っていた。その一方で『Corriere dello Sport（コリエーレ・デロ・スポルト）』へ、地元で開催されるイタリアGPで、フェラーリが活躍することを期待しているともドメニカリはコメントした。

「スパ（ベルギーGP）での改良で、何がうまくいかなかったのか理解できたので、モンツァ（イタリアGP）での優勝も、考えられないことではない」

「今は、どうやればこのパーツの性能を出し切れるのか分かっている」

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