2011年からのF1参戦を目指しているジャック・ビルヌーブは、統括団体FIA(国際自動車連盟)が新規チームを選出しないとの報道に反論した。
1997年のF1チャンピオンであるビルヌーブは、イタリアのレーシングチーム、デュランゴと手を組み、来季からのF1参戦を目指している。このほかにも、スペインのエプシロン・エウスカディが来季からの新F1チーム有力候補だとされていた。
しかし、エンジニアリング面と財政面で十分なリソースを確保している候補者がいないため、FIAは新規参戦チームを選出しないことに決めたと報じられている。
報道によると、1週間前にこの決定がされていたとのことだが、8日(水)の世界モータースポーツ評議会後、正式に発表される可能性もある。
しかしビルヌーブは7日(火)、『Rue Frontenac(リュ・フロンテナック)』へまだ希望を捨てていないと語った。
「まだFIAからは、ポジティブなものもネガティブなものも、何もニュースは届いていない」
「僕に言えるのは、自分たちのプロジェクトを誇りに思っていて、FIAが定めたプロセスに従ってきたということだけ」
「今後3年間の予算を確保していて、クルマの設計も順調に進んでいる。第1段階は、ほぼ完成という状況なんだ」
「申請は出しているから、次の段階へ進む許可がFIAから出ることを待つだけだよ」