フェラーリのフェルナンド・アロンソは、イタリアGPで優勝した。
フェルナンド・アロンソ
「フェラーリに乗ってモンツァ(イタリアGP開催地)で勝つというのは、とても特別なことなんだ。これに匹敵できるのは、母国ファンの前で勝った2006年のバルセロナ(スペインGP)だけだよ。表彰台の上では、信じられないような感覚になった。人の海が広がっていて、たくさんの旗が振られていたんだ!」
「彼らが集まった木曜から、すぐにファンの熱意には心を打たれた。この勝利を、チーム、そしてフェラーリファンを特別な存在にしている、あの情熱にささげる」
「それなりにいいスタートだったんだけど、ジェンソン(バトン/マクラーレン)の方が良くて、素晴らしいスタートだった。1コーナーで彼に仕掛けたけど、うまくいかなかった。彼とフェリペ(マッサ/チームメート)に接触して、かなり興奮するような場面だったよ」
「ダメージがあるかもしれないと心配したんだけど、幸運なことにすべて大丈夫だった。ジェンソンには、常についていけたよ。何が最良な戦略なのか考えていたんだけど、彼がピットインしたから、もう1周走るべきなのは明らかなことだった」
「ピットストップは最高だったよ。そこで得られるコンマ数秒が勝敗を分けるんだ。今日は、メカニックがもたらしたレース優勝だし、彼らは奇跡を起こしてくれた。チームの全員が素晴らしい働きをしたし、クルマも素晴らしかった」
「シンガポールに向けても改良を予定しているけど、2011年のことも考え始めないといけないから、進化し続けるのは簡単なことじゃない。集中力を切らさずに、全力を尽くさないといけない。僕たちは追う立場だから、ちょっとしたミスも許されないけど、今日の僕たちが大きく前進したことは間違いない」