2009年シーズン途中にルノーからF1デビューを果たしていたロメ・グロジャンが、ドイツでGP2に復帰する。
グロジャンは昨年、ネルソン・ピケJr.がルノーを解雇されたことで、ピケJr.の後任としてF1デビューを果たしたが、2010年はビタリー・ペトロフにシートを奪われた。
グロジャンは今シーズン、GT1とオートGPに参戦しているが、GP2のドイツ戦にDAMSから参戦することになった。グロジャンはジェローム・ダンブロシオの代役となるが、今回のドライバー交代を決めたのは、ダンブロシオのマネジメントを担当するスポーツ・マネジメント企業のグラビティだ。
ルノーチームの新オーナーであるジェニイ・キャピタルとの関係が深いグラビティだが、「ダンブロシオとDAMSの組み合わせが、今シーズンこれまで力をきちんと発揮できていない理由を分析するため」ドライバー交代を決めたと説明している。
ルノーのリザーブドライバーも務めるダンブロシオは、ドイツ戦の次に行われるハンガリー戦ではシートに復帰するという。