GP2チャンピオンのパストール・マルドナード、ウィリアムズとの契約について「ノーコメント」

2010年11月20日(土)
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すでにウィリアムズと2011年の契約を結んだとも伝えられるGP2チャンピオンのパストール・マルドナード。しかしマルドナード本人は、ウィリアムズとの契約について口を閉ざした。

アブダビGP後、ウィリアムズから若手テストに参加していたマルドナードは、ヒスパニア・レーシング(HRT)からも若手テストに参加した。HRTは2011年、ウィリアムズのギアボックスを使用することになっている。そして、19日(金)と20日(土)のピレリテストにも、マルドナードはHRTから参加する。

また、ウィリアムズは現ドライバーであるルーベンス・バリチェロの残留を発表する一方で、ニコ・ヒュルケンベルグの放出も発表したことから、シートが1つ空席になっている状態だ。ヒュルケンベルグのマネジャーも、ウィリアムズは「おそらく、すでにパストール・マルドナードと契約しているだろう」と語っていた。

今シーズン限りで複数のスポンサーを失うウィリアムズは、マルドナードの母国ベネズエラの政府や、国営石油企業PDVSAからの支援を期待しているとみられる。

しかしマルドナード本人は、「今の段階では、ノーコメントだよ」とF1の公式ウェブサイトへ語った。

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