ジャック・ビルヌーブが、自身のF1チーム設立に関して広がっている憶測についてコメントした。
イタリアのレーシングチームであるデュランゴは最近、ビルヌーブ・レーシングと提携し、2011年のF1参戦を目指していると認めていた。
だが20日(火)、1997年のチャンピオンであるビルヌーブの支援者には、リビアの指導者カダフィ大佐の息子アル・サーディ・カダフィが含まれていると報じられた。
アル・サーディ・カダフィは、国営の石油精製企業タモイルとの関係が深いとされている。
しかしビルヌーブは声明を発表し、「現段階で、さまざまなうわさが広まっているが、手遅れになる前に、いくつか明確にしておきたい」と述べた。
ビルヌーブは、デュランゴとの提携を認めているものの、「資金はすべて企業スポンサーから得ている。個人の出資者ではない」と語った。
ビルヌーブは現在、今週末にインディアナポリスで開催される、NASCARのブリックヤード400の予選へ向けた準備を進めており、「これ以上のコメントは出さない」と加えた。