ジャック・ビルヌーブは8日(水)、2011年からのF1参戦をあきらめないと語った。
ビルヌーブは、イタリアのレーシングチームであるデュランゴと共同で来季からのF1参戦を目指していた。また、スペインのエプシロン・エウスカディもF1参戦を目指していたが、統括団体FIA(国際自動車連盟)は8日、来季のF1に新規チームは参戦させないことに決めた。
「これからは、プランBに移行するよ。既存チームの買収を目指す」とビルヌーブは『Rue Frontenac(リュ・フロンテナック)』へ語った。
しかしビルヌーブは、注意深く計画を進めていくとも話している。
「そっちの方が少し高くつくだろうし、僕たちが自由にやっていけるようにしないといけない」
「自分たちで選んでいないパートナーと一緒にやっていきたくはない。僕たちの計画の妨げになるような契約があるかもしれないからね」
「例えば、僕たちは自分たちのクルマの設計に大きな自信を持っている。押し付けられたクルマを使うんじゃなく、自分たちで設計したクルマを使いたい」
今後についてビルヌーブは、まずパートナーと話し合うと語った。
「まだニュースを聞いたばかりだから、予定は決まっていない。パートナーと話し合って、戦略を練る必要がある」
「NASCARを続けられることもうれしく思っているよ。そっちの面はうまくいっている」