ジャック・ビルヌーブ同様、エプシロン・エウスカディもF1参戦をあきらめていない。
F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)は、2011年からF1へ新規参戦するチームを募集し、エプシロン・エウスカディや、ビルヌーブとデュランゴの共同プロジェクトが最終候補だとみられていた。
しかし、FIAは8日(水)、2011年から新規参戦するチームを選出しなかったことを発表。これを受けてビルヌーブは、既存チームの買収を目指すと語っていた。
エプシロン・エウスカディの責任者ホアン・ビラデルプラットも、同じような方法でのF1参戦を目指すようだ。
「13番目の参戦枠は1つの方法だったが、F1に参戦する唯一の方法ではない」とビラデルプラットは語る。
また、ビラデルプラットは最近、F1チームとして十分な予算を集められていないことを認めていた。
「資本がなければ、われわれが望むようなF1プロジェクトを実現することは不可能だ」
「われわれには、F1にも理想的な施設、そしてスタッフがいる。いつか実現するために、今後も取り組み続けていく」とビラデルプラットは8日に語った。