ヒスパニア、2011年にエプシロン・エウスカディと合併か

2010年08月22日（日）

スペインでの報道によると、2011年にむけてヒスパニア・レーシング（HRT）と新規参戦を目指すエプシロン・エウスカディが合併交渉をしているという。

『EFE』通信は、エプシロン・エウスカディの責任者ホアン・ビラデルプラットがふたつのオプションを考慮していると伝えている。ひとつ目は、13番目のチームとしてFIA（国際自動車連盟）から承認され、2011年にエプシロン・エウスカディで独自に参戦すること。

ふたつ目は、来年のマシン製造についてどことも契約を交わしていないHRTと合併し参戦すること。

ビラデルプラットは、HRTのオーナーであるホセ・ラモン・カラバンテと数日前に会談したと報じられている。

さらに、カラバンテに「ヒスパニアは何を必要としているのか、エプシロン・エウスカディは何を提供することができるのか、そして合併の可能性があるのか」尋ねたという。

ビラデルプラットは、エプシロン・エウスカディのル・マン・プロトタイプの基幹施設が、既存F1チーム「トップ5」に入ると自信を持っているが、投資において1700万ユーロ（約18億5200万円）が不足していると認めた。

HRTは、すでにシャシー製造会社ダラーラとの契約が決裂している。また、TMG（トヨタ・モータースポーツ有限会社）との提携話がうわさされている。

エプシロン・エウスカディ | ヒスパニア・レーシング