セバスチャン・ベッテルの振る舞いは「幼すぎる」と元F1王者

2010年12月13日(月)
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2010年にF1の最年少王者となったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)の振る舞いについて、ある元F1王者が「幼すぎる」と語った。

1997年のF1チャンピオンであるジャック・ビルヌーブは、ベッテルの才能を認めつつ、シーズン中のベッテルの振る舞いには感心できない面もあったと『Auto Hebdo(オート・エブド)』へ語る。

「彼は非常に速いけど、自分の感情をうまくコントロールできないようだね」

「彼がピットレーンでスチュワードに向けて指を立てているのを見た。このレベルでああいったことをするのは理解に苦しむし、幼すぎることだよ」

ビルヌーブは、ベッテルを育成してきたレッドブルにも問題があったと考えているようだ。

「彼はキャリアを通じて、ずっとそういった扱いを受けてきた。14歳のときすでに、彼はF1へたどり着くと分かっていたんだよ」

「彼はミスをしても“君は何も間違ったことをしていない。何も問題ない”と言われてきたんだ。(チャンピオンになった)今、彼がどんな振る舞いをするのか、見てみようじゃないか」

「ハミルトンも初めは、同じようなところがあった。でも彼は、タイトルを取った後に苦しいシーズンを過ごしたことで、今年ついに本物の男になった」

「ベッテルは今年、愚かな方法でウェバーを倒したけど、チーム側はウェバーが悪かったと言った。どうなるのか楽しみだね。さらに悪い状況になるのか、それとも彼が成長するのか?」

「もし彼がハミルトンと同じように成長するのなら、この先もタイトルを獲得するだろうね。そうでなければ、彼がミスから学習することは決してないと思う」

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